2020(令和2)年10月11日(日)『泣くこと』
今日は「第13回 八雲勉強会 by Zoom」を開催。
近藤先生の『こだわりについてⅡ』の講演追加部分と質疑応答を聴く。
お腹いっぱい、胸いっぱいに感じるところがあったが、
その一端だけ、ここに引用すると
「例えば、女の方で、女の方に言うんだけども、女の方が目についちゃうんで、つい言うんだけども、女の方で、例えば、とっても泣きたくなる、悲しくてね。そういうときは、僕はね、オンオン泣いてほしいと思うの、一人でいいから。オンオンオンオンね、涙が尽きるまで、涙が涸(か)れるまでね、泣いてほしいの。そういう泣くということが耐えることなの、そのときには、ね。何もそこで、やれ、どうだこうだとしないでね、ただ悲しいときはひたすらに悲しくね、ただオンオンオンオン泣いてほしいと思うんですよ、ね。男でもそうです。男でも格好(かっこう)つけないで、ね。泣きたいときには、オンオン大声出して泣いたらどうかと思う。そうやって初めて耐えることができる。人間にはそういう、だから、そういう道があると僕は言うんです、ね。いかにも格好から言えば、意気地(いくじ)がない、なんだかって言うかも知らんけれど、人間のね、正直な気持ちをね、出して、そこにね、そのままいることがね、耐えることなんだ。だから、それで、その、正直に、そのままに認めて行くという、このね、自分に対する柔軟な、従順な、正直な態度、こういうものが必要だと思うんです、ね。
特に、あの、怒りを感じたり、いろんな侮辱を持ったりするようなときにでも、そういうときに、悔しいと思ったり、苦しいと思ったときに、そんとき、そのまま、悔しさをそのままに、悔しいなぁ、と思って、本当に、人に知られない涙を流すということも男だってあると思う。それでいい。そうやって耐えて行く。そして自分というものを、そのために、曲げないことだ。自分というものの成長が一番にやってくる。こういうことを私はちょっと付け加えておきたい。」
何も付け加えることはない。
これをどう感じるかは面々のおはからいである。
でもやっぱりライヴで響くものは文面を超える。
機会がありましたら、また八雲勉強会で近藤先生の肉声に触れましょう。