◇八雲総合研究所 企画部門 によって企画された勉強会、ワークショップ、講義、講演などをご紹介します 。(当研究所が業務委託された外部団体主催の企画も含まれます。)  

◇企画に参加するために必要なことは、基本的に人間的成長のための精神療法を受ける場合と同様です。

(1)まず

1.情けなさの自覚…今の自分に解決・突破しなければならない問題があるという自覚。 

2.成長への意欲…自分自身が突破し成長して行くんだという姿勢。

をお持ちの方が対象であり、

(2)現在、精神科・心療内科などに通院中の方

(精神科・心療内科以外の診療科に通院中の方でも)抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬などを服薬されている方

(現在、通院治療中でなくても)医学的治療を必要とする方

は、企画の内容が与える影響の責任上、参加申込をお受けすることができません

どうぞご了承下さい。

 

それぞれの勉強会、ワークショップ、講義、講演など毎に「対象」が設定されていると思いますので、そちらをご参照下さい。

 

※松田から講義を受けている学生の方へ

現在、松田から講義を受けている学生の方は、講義期間中は参加申込をお受けできません。ご希望の方は、松田が担当する最終講義が終わってからお申し込み下さい。

 

 

 

[2023(令和5)年5月14日改訂]

令和6年度 八雲勉強会 案内

令和6年度(令和6年4月~令和7年3月まで)の八雲勉強会についてご案内致します。

[1]参加対象 現在、八雲総合研究所に面談に来られている方(対面面談だけでなく、Skype、Zoom、Facetime、電話などによるリモート面談を利用している方も含む)が対象となります。

[2]内容 令和6年度第55回)以降は、(1)近藤先生の文献を使った精神療法に関するレクチャー(2)参加者による話題提供とディスカッションという(1)+(2)2本立ての構成で行って行きます。
(1)につきましては、松田が資料を用意し、参加者宛てに郵送した上で、当日、松田がレクチャーします。
(2)につきましては、参加者による話題提供の内容として、①今の自分自身について感じたこと、気づいたこと、成長課題について話していただくか、②『塀の上の猫』所載の「金言を拾う」の内容の中からひとつを選んでいただき、それを読んで、自分自身が感じたこと、気づいたことについて話していただきます。①か②のどちらかひとつです。いずれの場合も発表後、参加者全体で互いの成長のためにディスカッションして行きます。
尚、誰が話題提供するかについては、その前の回で5名を指名致します。現実には1回の開催で5名回ることは難しいと思いますので、時間内に進んだところまでとし、回らなかった方は次回に順延します。

[3]令和6年度の八雲勉強会は、原則として Zoom による開催とします(会場での対面開催が可能となりましたらお知らせ致します)。

◆開催当日の参加手順

Zoomによる勉強会参加が初めての方

予め開催当日までに、当日使用するスマホかタブレットかパソコンにZoomをダウンロード(インストール)しておいて下さい。

※ダウンロードの仕方 → 例えば、こちらを参照

◇当日、参加者全員が行うこと

(1)開催当日午後1時30分頃になりましたら、お知らせいただいたメールアドレス宛てに私からの招待メール(gmailで送りますので受け取れるように設定しておいて下さい)をお送りします。

(2)招待メールが届きましたら、当日使用するスマホかタブレットかパソコンでメールを開いて、その中にあるURLをクリックして下さい。

(3)そうするとミーティング参加が始まります。

万が一、わからなくなったら八雲総合研究所宛てにお電話(事務連絡専用携帯電話:090-5990-6808)下さい。

多少のトラブル、珍道中は、想定内です。

[4]原則として月1回、毎月第2日曜日午後1時40分〜4時40分(間で休憩あり)に開催します。

[5]定員 19名

[6]参加費 6,000円

お支払い方法  

次回面談の際に、面談料金と一緒に参加費も、手渡しか、振り込みでお支払い下さい。

※尚、当日、機器の不具合等で参加できなかった場合、講演の音声が聴取できなかった場合には、参加費はいただきません。講師まで遠慮なくお申し出下さい。

[7]八雲勉強会の年度会員になりますと、毎月の参加申し込みは不要となります(不参加のときのみお知らせ下さい)。

但し、八雲勉強会会員は、年間12回の開催のうち9回以上(途中入会の方は残り開催回数の4分の3以上)の参加が必要となります。

それが難しい方は、参加したい回に単発でお申し込み下さい(定員に余裕があるときは参加できます)。

[8]令和6年度 八雲勉強会への入会を希望される方 または 単発での参加を希望される方

面談時に松田までお申し出下さい。

今の参加が適しているかどうか、また、欠員があるかどうかなどについてお話しましょう。

2024(令和6)年3月11日(月)時点での令和6年度参加者の空き枠は1名です。

 

 

 

4月 第55回 八雲勉強会 by Zoom

『第55回 八雲勉強会 by Zoom』

※令和6年度の八雲勉強会は、原則として Zoom による開催とします(会場での対面開催が可能となりましたらお知らせ致します)。

日時  2024(令和6)年4月14日(日) 

     午後1時40分4時40分(180分)(休憩を含む) 

Zoomのミーティングへの招待メールの送信午後1時30分過ぎから始まります。

[1]参加対象

[2]内容 令和6年度第55回)以降は、(1)近藤先生の文献を使った精神療法に関するレクチャー(2)参加者による話題提供とディスカッションという(1)+(2)2本立ての構成で行って行きます。

(1)につきましては、松田が資料を用意し、参加者宛てに郵送した上で、当日、松田がレクチャーします。
(2)につきましては、参加者による話題提供の内容として、①今の自分自身について感じたこと、気づいたこと、成長課題について話していただくか、②『塀の上の猫』所載の「金言を拾う」の内容の中からひとつを選んでいただき、それを読んで、自分自身が感じたこと、気づいたことについて話していただきます。①か②のどちらかひとつです。いずれの場合も発表後、参加者全体で互いの成長のためにディスカッションして行きます。
尚、誰が話題提供するかについては、第54回の八雲勉強会において既に5名を指名済みです。現実には1回の開催で5名回ることは難しいと思いますので、時間内に進んだところまでとし、回らなかった方は次回に順延します。

[3]開催当日の参加手順

[4]開催日時

[5]定員

[6]参加費(お支払方法)

[7]八雲勉強会 参加回数

[8]令和6年度 八雲勉強会会員 入会方法

[9]その月の八雲勉強会の単発参加方法

[1]〜[9]につきましては、上記「◆令和6年度 八雲勉強会 参加案内」をご参照下さい。

申込締切  令和6年4月1日(月)厳守 

 

 

関連Essay 『人と人とが出逢う場所』

近藤先生の著書の中に、以下のような一節を見つけた。

 

「どんな集まりでも、みんなが同じような型にはまったことをいっているのでは、話にならないと思うのです。人間はちょうど、それぞれの花が、バラはバラ、百合は百合、桜は桜と、おのおのがまったく違う美しさをもっているように、人間も、それぞれのほんとうの意味における個性があるはずです。自分自身の独自性があるはずです。その独自性というものを発揮してこそ、はじめて自分ということがはっきり表現されうると思います。

 それぞれの人たちが、それぞれ自分でなければできない表現をするということが、正直な自然な表現であると思います。ほんとうに正直な、自然な、その人でなければいえないような表現、それが、おのずからあらわれてくるのです。人にあわせたり、なにか権威の前に屈従したりすることではない、みんなそれぞれが、ひとりひとりが、自分自身のほんとうに感じたもの、切実に感じたものを自由に話すことが大切です。

  …

 そこで、そういうものをお互いに自由に話し合う場が必要であろうと思うのです。そこでは、みんなが思っていることを吐露しあい、お互いの気持ちをほんとうにいいあう、そのときに自分のもっている弱さも、きたなさも、ありのまま出せる。そうすると、なにかせいせいしてさっぱりとした気持ちになることができます。

 そこには自分のいうことに耳をそばだてて、ほんとうに注意して聞いてくれる友のあることの発見とよろこびがあります。なんら利害関係において結ばれたのではない、一銭の利益があるわけでもないが、そこでほんとうに自分の気持ちをきいてくれる人を見いだしたよろこびを心から感じるのです。

また一方では、こうやって聞いてみると自分だけが苦しんでいる自分だけの世界だと思ったけれども、自分の苦しみと同じ苦しみに、やっぱりこの人も苦しんでいたのか、自分だけでなくあなたもそうだったのかという発見、そこに問くもの話すものの、お互いの間に交流する心の流れというものがあるのです。

 これは味わってみると不思議なものです。普通の場合は、われわれが友達になり縁があるのは、たいてい利害関係によってです。しかしそこでは利害関係でなしに、そういうことが感じられるという不思議があります。そうしたことをわれわれは体験することによって、もっと深いものを知らされ、導かれていくわけであります。」

 

この「自分の持っている弱さも、きたなさも、ありのままに出せる」ということについて付言するならば、

それは、そこで相手に攻撃性や悪依存を“垂れ流し”て“巻き込んで”良いということではない。

それではただ“神経症に飲み込まれ、操られている”だけのことである。

そうではなくて、「自分にはこういう弱いところがある/汚いところがある」ということをそのまま正直に認めて吐露でき、

「そういう情けない自分を乗り越えて行きたい」と心から願うところに、私の言う

「情けなさの自覚」と「成長への意欲」がある。

そこには“神経症”を打ち破ろうとする“真の自己”の働きがある。

だから我々は、そうやって「『自分にはこういう弱いところがある/汚いところがある』ということをそのままに正直に吐露」するあなたの姿勢を立派だと思い、

「『そういう情けない自分を乗り越えて行きたい』と心から願う」姿勢を美しいと思うのである。

そしてそういうあなたを参加者たちが衷心より支持する。

それが私の目指す勉強会&ワークショップだ。

小さくとも集団から誠実に支持されることは、あなたにとって力になる。

それが集団本来の健康な力だと私は思っている。

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八雲総合研究所(東京都世田谷区)は
医療・福祉系国家資格者を対象とした人間的成長のための精神療法の専門機関です。