過日、近藤先生の奥さまの納骨が所縁(ゆかり)の地、牛久で恙(つつが)なく行われた。
八雲の御宅から無事に奥さまの御骨を送り出し、これでようやく近藤先生との約束も完結した。
さぁ、八雲総合研究所の移転だ。
(1)まず移転先地域を決める
当初は、歌舞伎町雑居ビルでも新橋ガード下でも面白いと思っていたが、長期的展望を考え、世田谷区が至適と決断。
(2)物件を探し始める
まず時期的に春の繁忙期を過ぎ、物件自体が少ないことに気づく。
大体、梅雨の時期に物件を探して引っ越す人が少ないそうだ。
(3)事務所物件
(居住物件でない)事務所物件がさらに少ないことに気づく。
しかも住宅地である世田谷区は一層少ない。
(4)オーナー意向
そして数少ない事務所使用可の物件があったとしても、オーナーさんによってさまざまな使用条件があることを知る。
そうなんだ。
(5)間取り
また待合室を含めて二間以上が希望だったのだが、これがまたない。
あっても店舗じゃないんだよなぁ。
そしてあの大型ソファ2つが搬入できる物件となると、さらにない。
(6)方針決定
だったら今回は、ワンルーム物件で文字通りワンマン・プラクティスをやる、
大型ソファ搬入もやめ、部屋づくりのイメージを一新する、
と肚(はら)を括(くく)る。
(7)そして縁は巡り
探しに探して、最後に絞(しぼ)り込まれたのが2件。
1件は、エントランス、階段、玄関までがちょっと恐い(すいません)物件。
部屋の中はまずまず。
しかし周囲の環境が抜群に良い。
あの松陰神社まで30mなのだ!
これは良い!とほぼ決めかけて、松陰神社でお参りしておみくじを引く。
これがまた最高の内容で気持ちはさらに盛り上がるが、「転居」の欄に、あまりいそがない方がよい、とある。
え?
と思った答えは翌日にあった。
それが最後の物件。
これがなんと今回調べた全ての物件の中で一番良かったのである。
そういうこともあるんだなぁ。
流石、松陰先生!
(8)決定および移転
そして入居申込をして、無事に契約を終え、直前に決めた引越業者も完璧にやってくれ、怪しい天気予報にかかわらず雨も降らず、本当に守られてるなぁ、と感じた今日一日であった。
それにしても、あぁぁぁぁ、移転に走り出してから本当に怒濤の日々であった。
皆さん、ご心配をおかけしました。
いよいよ7月1日(土)から新しい八雲総合研究所の始まりです。
(そしてその前に、明日6月30日(金)が八雲で最後の面談となる)