昨日11月14日(金)『“変な”人』の続編。
一緒に働いている医療スタッフから(それも働く姿勢が信頼できるスタッフから)
「松田先生は“変わって”ますよね。」
とよく言われた。
そう言った後、ちょっと考えて
「いや。“フツー”ですよね。」
と言い直される。
そしてまたちょっと考えてから
「人間として“フツー”であることが、“変わってる”と言わなくちゃいけないことがおかしいんですよね。」
と付け加えた。
即ち、彼によれば、今まで出逢って来た精神科医は、ろくでもない(←彼の意見ですよ)のが多く、
その人たちに比べ、「マトモ」という意味では、“フツー”という表現になり、
その人たちに比べ、「少数派」という意味では、“変わっている”という表現になるのである。
だから下手をすると
「松田先生は“フツー”で“変わって”ますよね。」
という不思議な表現になる。
そして、そう言って下さるのは有り難いことであるが、
私も所詮は凡夫であり、自分を通して働く力に助けられて、それが“フツー”であろうと“変わって”いようと、授かったミッションを果たして行くのみである。