ある居酒屋に入ったら、かかっていた曲。
いつしか♪ナポリタ~ンと歌っていた。
そしてこのボーカルが女性とは、調べるまでわからなかった。
魚の旨い店だが、何故かその夜は客がおらず貸し切り状態。
白髪ロン毛、訳アリ風の大将の選曲を聴いている状態となった。
ここから発展して行くのにルートが二つ。
[1]ひとつは、このT字路s のボーカルの伊東妙子に発展して行くルート。
知る人ぞ知る人らしい。
『愛の讃歌』 恐れ入りました。
『これさえあれば』 聴けば聴くほどただものでないことがわかる。
[2]そしてもうひとつのルートは、「ナポリタ~ン」から連想する“連呼曲”問題。
同じフレーズをリフレインしていく曲である。
となれば、伝説のフォークの名曲『カツ丼』がある。
あなたはご存知だろうか。
これは一か八かの曲であり、初めて聴いたときに受けるか受けないかですべてが決まる。
二回目以降は面白くもなんともない。
かつて中学生の頃、ある夜、弟と聴いて、文字通り、抱腹絶倒したのを思い出す。
しかし、今回、哀しいかな、あのときあのままの音源を見つけられなかった。
せめてその一部が伝わってくるのがこれ。
中島田鶴雄『カツ丼』(開いた画面の「カツ丼」のところをクリックして下さい)
元々の歌詞は「カツ丼」のみで、ただ「カツ丼」の“言い方”をあれこれ変えるだけで勝負する曲なのだ(上記の動画ではごじゃごじゃ言っていてかつてのキレがない。悲しい…)。
そして原曲では、最後の最後に宿便を捻り出すように叫ぶ「かっ、かっ、くゎ、くゎ、くゎっつど~~~ん!!!」が最高であった。
(あのザ・ぼんち、おさむ師匠の「おさっ、おさっ、あぁっ、あっ、おさっ、おさむちゃんでぇーす!」に近づく。→ご存知ない方はこちら(但し、これまたおさむ師匠自身の動画で良いものが見つからず、おさむ師匠をモノマネしたものです)。)
これ、いろんな言葉でやれば、ワークに使えるかもしれない。