凡夫は、愚かですので、言ってほしいことを言ってもらったり、してほしいことをしてもらうと嬉しいものです。
そんなとき起きているのは、我(が)が喜んでいるだけで、実にくっだらないことなのですが、それが全くないとへこたれちゃうんですよ、愚かな凡夫は。
従って、それが愚かな我の満足だとわかった上で(わかってないとダメですよ)、たまにはちょこっとね(いつもズブズブにはダメですよ)、言ってほしいことを言ってあげ、してほしいことをしてあげてると良いんです。
そうすると、我が喜ぶんです、凡情が満たされるんです。
生命(いのち)に、魂に響く言葉を下さりながら、ちょいちょいと我を満たす、凡情が喜ぶ言葉を下さるような方でした、近藤先生は。
その加減というか、塩梅(あんばい)が、絶妙な方でした。
そういうのを本物のサイコセラピストというか、俗世の中の導師というんでしょうね。