あるスーパーで売っていたほうれん草のパッケージに
「ぼくはあなたにほうれん草」
というキャッチコピーが書いてあるのを見て、全身の力が抜けた。
「ほうれん草」と「惚れている」のシャレなんだろうが、何故か猛烈に何かを言い返したくなった。
そして考えること1時間。
思い付いたキャッチコピーが
「そんなあなたをズッキーニ」
である。
「ズッキーニ」と「好き」のシャレである。
こんなことを思い付くのに1時間も費やすのは実にアンポンタンだが、まだ気持ちがおさまらない。
さらに1時間かけて思い付いたのが、
チョレギサラダのキャッチコピー
「こんなチョレギにサランヘヨ」
「サランヘヨ」(ハングルで I love you)と「サラダ」をかけたのであるが、こんなことに何時間もかけるのは本当にアンポンタンである。
プロのコピーライターや放送作家なら、何時間かけても良いだろうが、フツーはそうはいかない。
しかし、もしこれがワークショップの場だったら、私は参加者に1日目と2日目の間の宿題として、このような食品に関するキャッチコピーを作って来るように告げるかもしれない。
読者の中で、もし名作を思い付いた方がいらしたら、面談のときにでも教えて下され。
豊かな発想は、自由なこころから生まれます、はい。