本日をもって、八雲総合研究所も仕事納めである。
今年、面談でお話して来た、あの人、この人の顔が浮かぶ。
勉強会でお話して来た、あの人、この人の顔も浮かぶ。
私にとって重要なのは、その人に対して私に与えられたミッションを果たして来れたかどうか、ということである。
元より、私の力でやっていることではないので、私を通して働く力を私が邪魔しなかったかどうかが問題、ということになる。
「仏法には無我にで候ふ」と蓮如上人がおっしゃる通り、私の我が働けば、それがパイプに詰まり、私を通して働く力が通りづらくなる。
だから、全てを投げ出して、我まで投げ出して、おまかせすることが必要になるのだ。
その上で、さくらがさくらであるように、すみれがすみれであるように、それぞれのカラー、芸風となって、その力が発揮されて行く。
私のカラー、芸風は、授かった持ち味なので、どうかご容赦いただきたい。
そうして、面談を通して働く、勉強会を通して働く、その力によって、少しでもあなたがあなたに近づくことができたのであれば幸いである。
来年またお逢いしましょうね。
来年またお話しましょうね。
あなたがあなたの顔になり、
あなたの生命(いのち)の輝きが増すのを感じる度に
私の凡情も喜ぶけれど
この世界が共に喜んでいるのを感じるのでありました。