面談の申し込みについて、時々訊かれることがある。
面談を申し込もうかどうか、悩んでいる方々である。
すべてはホームページに書いてある通りで、要は「情けなさの自覚」と「成長への意欲」があるかどうかに尽きるのだが、
これを別の言い方で言い表すならば、
面談が進み、向き合いづらい、認めづらい問題が出て来たときに、逃げずに向き合えるか、認められるか。
そして、その問題を乗り超える作業がしんどくなって来たときも、逃げずに最後まで勝負できるか、
の二つということになる。
そうすると、私に訊いて来る方々は、概ね以下の二つに分かれる。
ひとつは、もう逃げない気持ちでいる方々。
そういう人たちには、そんなに心配することはないよ。さぁ、どうぞいらっしゃい、私も精一杯応援しますから、と手を広げて歓迎したくなる。
そしてもうひとつは、まだ逃げる気持ちのある方々。
もう少し肚が据わってからいらっしゃい、と申し上げることになる。
このように言うと、わかりやすいかもしれない。
ちなみに、かつての私は日々生きることにおいてダメダメだったので、今さらどんな問題が出て来てもしょうがないし、這ってでも生きる活路を見い出すしかない、と思って、師の門を叩いた。
今振り返っても、タイミングとしてピッタリだったと思う。