人間というものは全員、凡夫だと思っている。
一人残らず、ポンコツのアンポンタンである。ヘッポコのスットコドッコイともいう。
だから、やらかしまくる。
それは凡夫だからしょうがないのである。
でも、そのままでいるわけにはいかない。

要点は二つだけ。

ひとつは、自分がやらかしたときに、それに気づけるか否か、それを認められるか否か。
気づかない、認めないでは、話が始まらない。
気づかない、認めない人には、それなりの人生を生きて行っていただくしかない。
自分がやらかしたときに、気づくことができ、認めることができること、それを「情けなさの自覚」という。

もうひとつは、ただ気づくだけに留まらず、現状を変えて行くために、成長して行くために、「で、どーする」と、真剣に自分の考えや言動を変えて行こうとするか否か。
中には、気づくこと、認めることはできるのだが、体育座りで俯(うつむ)いてしまい、ただ自虐ワールドに浸っている人もいる。
これでは変わらないし、変える気もない。これまた、それなりの人生を生きて行っていただくしかないことになる。
「情けなさの自覚」に留まらず、あーでもない、こーでもないと、何度も何度も、どこまでも、真剣に自分の考えや言動を変えようと挑み続けること、それを「成長への意欲」という。

この二つ、「情けなさの自覚」と「成長への意欲」が揃ったときに、人は変わる。
その確信があるから、私は八雲総合研究所を開業しているのである。
自分の足で成長の山に登る準備ができたならば、シェルパはまかせとけ、である。

 

 

 

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医療・福祉系国家資格者と一般市民を対象とした人間的成長のための精神療法の専門機関です。