昨夜午後8時頃、路線バス内にスマホを落としてしまった。
あちゃー、やっちまった!と思っていたが、
朝一で路線担当の営業所に問い合わせてみたところ、お昼前には私の手元に戻って来た。
有り難や、有り難や。
紛失物をちゃんと届けて下さるこの国の倫理性の高さに感謝である。

思い起こせば、路線バス内にガラケーを落としたことは既に2回あったが(おいおい)、それはいずれも15年以上前のことであった。
その後、私のガラケー(その後スマホ)はチェーンでバッグに繋がれ、15年以上紛失はなかった。
しかし、落とし穴があった。
いつものバッグを持たずに外出するとき、スマホを上着のポケットに入れてしまったのである。
そこにチェーンはない!
従って、運転手さんの後ろのちょっと高い一人座席に座ったとき、いつの間にか、ポケットから擦り落ちてしまったのだ。
(ちなみにこれまでの携帯電話紛失3回は、いずれもこの同じ座席であった

例によって、私の『やらかし対策辞書』に「次から気をつけます」の文字はない。
気をつけてもヒューマンエラーは必ず起こる。
従って、気をつけなくてもエラーが起きないようなシステムを構築しなければ、万全の対策とは言えない。
よって今回を機に、スマホからスラックスのベルトにつながるチェーンを作成した。
これでいつものバッグを使わないときでも大丈夫である。
スマホは私のベルトから離れない。
(スマホポーチ(スマホショルダー、スマホポシェット)も考えたが、荷物はできるだけ増やしたくない)

そして、こういうエラー対策システム構築のアイデアは全て、自閉スペクトラム症や注意欠如多動性障害などの子どもたち・大人たちの臨床経験から学んだものである。
療育のアイデアはすべての人に応用できる。
やらかすときはやらかすが、タダでは起きない私であった。

お騒がせ致しました。

 

 

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