子どもの頃から長年、過敏性腸症候群を患って来た(過敏性腸症候群という診断名がない頃から)ことについてはどこかで述べた。
いつも下痢がお友だちであった。
それが近藤先生の教育分析を受けるうちに、いつの間にか完治していた。
一度もその症状について師に話したことがないにも拘わらず、である。
しかしそれ以降、生まれて初めて、便秘というものを体験するようになった。
当初は、これが噂の便秘かぁ、と感慨深いものがあったが、
時々ではあっても、便秘は便秘で不快なもので、以来、いくつかの排便体操、いわゆる〇んこ体操を試すことになった。
そして試行錯誤を重ね、現時点で、至高のう〇こ体操に到達したので、今回、皆さんにご披露申し上げる次第である。

まずはじめに、下半身を露出した状態で、便座に座る。
座位での体操である。
次に、おもむろに両手を真上に挙げる。
そして、両手をひらひらと風に揺れるように揺らしながら、
[ここが肝腎!]
顔を上に挙げ、口を全開にし、目を見開いて、思い切りバカの顔になる。
ここで、どこまで脳ミソの溶けたバカの顔になれるかが最大のポイントでる。
そしてそのまま腰をくねくねと20度くらい左右にツイストする(捻る、回転する
)のである。
これが5往復~10往復。

それからいきなり、ロダンの『考える人』のポーズを取り(ここも一気に行く)、
表情は打って変わってシャキーンとした思慮深いシリアスな顔になる。
このシリアスな顔が当初のバカな顔と落差があるほど有効である。
そして最後に踏ん張って、めでたく脱□となる。

私はほぼ8割以上の□糞成功率を誇る。

最後に注意したいのは、うん〇体操は必ずトイレのドアは閉めて、一人孤独に行うことである。
このバカ顔の所業を誰かに見られた日には、百年の恋も冷め、五十年の結婚生活も破綻し、当局に通報される恐れがあるからである。

座位での体幹捻じりやロダンの『考える人』姿勢については、既に排便体操として医学的に推奨されているところであるが、私としてはこの「バカ顔」を特に推奨したい。
自分でも何をやってんだか笑い出してしまう。

そして今日も幸せな一日となるのである。

 

 

 

 

 

 

 

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