2024(令和6)年2月6日(火)『ゆき』 降る雪を観ていると感じるものがある。 恩師がふと 「雪が降ると生きている気がするんだよね。」 と呟(つぶや)かれたことがあった。 この言葉は、知的に受け取るべきものではない。 また、情緒的に受け取るべきものではない。 霊的に受け取るべきものである。 私も黙って面談室の外に降る雪を観ていた。 存在の根底に響くものを共に感じる至福のときが流れた。 いつまでも。いつまでも。