2015(平成27)年6月4日(木)『良心的登校拒否』

先日、手に取ってみたい本があって地域の図書館に行く機会があった。

空(あ)いた時間に、いつもは見ないようなジャンルの本棚を眺めていると、
『臆病者と呼ばれても 〜 良心的兵役拒否者たちの戦い 〜』
という本が目に入った。
第一次世界大戦を背景にイギリス人の兵役拒否を扱ったノンフィクションの本であった。

その本の内容よりも、私の脳裏にピンと走ったのは、
「良心的登校拒否」
という言葉だった。

いじめが横行しているような学校には行きたくない。
教師の圧政がまかり通っているような学校には行きたくない。
いじめる側にも、いじめられる側にも、入りたくない。
追従者にも、傍観者にもなりたくない。
だから学校には行きたくない。
立派な「良心的登校拒否」だと思う。

願わくば、それを支持してくれる親御さんに恵まれてほしいと思う。
そしてその上で、魂を売らなくても人間は生きて行けるということを教えてくれる大人たちに出逢って行ってほしいと思う。
及ばずながら、私もまたその役目の一翼を担(にな)っているつもりである。
いつでも話しに来いよ。

全ては、その子自身が、本当の意味で、勁(つよ)い大人になって生きて行けるために。

 

 

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