2017(平成29)年6月29日(木)『八雲移転顛末記』

過日、近藤先生の奥さまの納骨が所縁(ゆかり)の地、牛久で恙(つつが)なく行われた。

八雲の御宅から無事に奥さまの御骨を送り出し、これでようやく近藤先生との約束も完結した。

さぁ、八雲総合研究所の移転だ。 

(1)まず移転先地域を決める

当初は、歌舞伎町雑居ビルでも新橋ガード下でも面白いと思っていたが、長期的展望を考え、世田谷区が至適と決断。

(2)物件を探し始める

まず時期的に春の繁忙期を過ぎ、物件自体が少ないことに気づく。

大体、梅雨の時期に物件を探して引っ越す人が少ないそうだ。

(3)事務所物件

(居住物件でない)事務所物件がさらに少ないことに気づく。

しかも住宅地である世田谷区は一層少ない。

(4)オーナー意向

そして数少ない事務所使用可の物件があったとしても、オーナーさんによってさまざまな使用条件があることを知る。

そうなんだ。

(5)間取り

また待合室を含めて二間以上が希望だったのだが、これがまたない。

あっても店舗じゃないんだよなぁ。

そしてあの大型ソファ2つが搬入できる物件となると、さらにない。 

(6)方針決定

だったら今回は、ワンルーム物件で文字通りワンマン・プラクティスをやる、

大型ソファ搬入もやめ、部屋づくりのイメージを一新する、

と肚(はら)を括(くく)る。 

(7)そして縁は巡り

探しに探して、最後に絞(しぼ)り込まれたのが2件。

1件は、エントランス、階段、玄関までがちょっと恐い(すいません)物件。

部屋の中はまずまず。

しかし周囲の環境が抜群に良い。

あの松陰神社まで30mなのだ! 

これは良い!とほぼ決めかけて、松陰神社でお参りしておみくじを引く。

これがまた最高の内容で気持ちはさらに盛り上がるが、「転居」の欄に、あまりいそがない方がよい、とある。 

え?

と思った答えは翌日にあった。

それが最後の物件。

これがなんと今回調べた全ての物件の中で一番良かったのである。

そういうこともあるんだなぁ。

流石、松陰先生! 

(8)決定および移転

そして入居申込をして、無事に契約を終え、直前に決めた引越業者も完璧にやってくれ、怪しい天気予報にかかわらず雨も降らず、本当に守られてるなぁ、と感じた今日一日であった。

それにしても、あぁぁぁぁ、移転に走り出してから本当に怒濤の日々であった。

皆さん、ご心配をおかけしました。

いよいよ7月1日(土)から新しい八雲総合研究所の始まりです。

(そしてその前に、明日6月30日(金)が八雲で最後の面談となる)

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八雲総合研究所(東京都世田谷区)は
医療・福祉系国家資格者を対象とした人間的成長のための精神療法の専門機関です。