2017(平成29)年7月17日(月)『推薦図書』

どきどき、何かお薦めの本はありますか?と訊かれる。

やはりすぐに近藤先生の著書が思い浮かぶが、

他の著作となると、質問者の顔を観て、しばし思いを巡らせることになる。

「今のこの人」にフィットするものを選びたくなるからだ。

そして、折角ならピッタリのものを選んであげたいと思う反面、

変なもの(特に似て非なるもの=似非(えせ)物)にハマらなければいいが、という危惧もある。

かねがね

「人を観る目がない」のは致命的だと言って来たが

「本(文献)を観る目がない」のも致命的である。

二十歳過ぎれば自業自得で、しょうがないと言えばしょうがないのたが、

おかしなセラピーや思想、宗教にハマって、縁のあった人が蟻地獄に滑り落ちて行く姿は見たくない。

だから、私は本人に決めてもらっている。

私のところに通って来るのなら、私に訊きなさい。

自分で選んで行くのなら、先達は要らない、一人で歩んで行きなさい。

成長期は二者択一である。

私は自分の観る目をしっかりと作るのに、毎週、近藤先生のところに通って十年を要した。

観る目がなければ、いつまでたっても、見れども観えず、である。

観る目さえできてしまえば、自由自在、

人物も、書籍も、仏像も、自然も、観える。

 

 

追伸

『どの本を読むか』も参照されたし。

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