2017(平成29)年6月19日(月)『満行』

ある日、ふと思い立って

一日百回の丹田呼吸を百日やってみる

という行を始めてみた。

合計一万回の丹田呼吸である。

実は、春の緑風苑ワークショップの際も、その最中であった。

それが先日満行した。

一日百回というのは

思ったよりも簡単で

思ったよりも難しかった。

まず立っても座っても横になっても歩きながらでも

丹田呼吸ができるようになってしまえば

あらゆる場面を活用でき

一日百回というのは思ったほど大変ではなかった。

しかし、納得のいく一回

というのが毎回できるわけではない。

一日百回といっても

いい加減な呼吸になってしまったら何万回やっても意味がないので

あ、今のはダメだ

と感じてはやり直しているうちに

結局毎日百五十回くらいはやることになった。

以前、拙誌に『導かれて』という題で丹田呼吸のことを書いた。

今回一万回やってみて、あれでは全然浅いな、と感じて記事を消去した。

それくらい続けてみても、まだまだ完全に途上なのである。

変化していく伸びしろを果てしなく感じる。

一日百回の丹田呼吸を続けることで

日常生活における変化も確かにいろいろ顕(あらわ)れて来たが

それくらいでは絶対的に物足りない。

で、満行の後、どうするか。

さらに丁寧な丹田呼吸を一日三十回続けてみることにした。

今度は感覚の深さにこだわってみる。

こうして自ら身を挺して

体験による体得を重ねて行くことが

八雲の伝統である。

 

 

▲このページのトップに戻る